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エイメイ学院 / 明成個別 英語科講師のブログ

なぜ「浮気」はダメなのに、「ニノ」はいいの?

 

浮気とか不倫っていうようなセックススキャンダルは、世間がものすごく敏感だよね。

 

 

 

 

そういうゴシップが大好きな人たちもいれば、

 

それをメディアで知れば、可哀そうに、なんて奴だ!!と憤る人もいる。

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それは当事者同士の問題だと思いきや、

多くの人からの批判を浴びせられ、社会的な地位や名誉はどん底にまで崩れ落ちる。

 

 

 

 

 

 

 

浮気不倫に、一体、なぜ人はそこまで敏感なんだろう??

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要素はふたつに分けられるかな?

 

 

 

 

 

心に決めた人がいるというのに、

別の人に肉体的な関係をもってしまうパターンと、

別の人を心から好きになってしまう精神的な関係をもってしまうパターン。

 

 

 

 

 

まあ、そもそも、

「あなたひとりを心から生涯愛し続けます」

という意味合いで、結婚や「付き合う」という契約を結んでいるんだから、どちらもタブー。

 

 

 

 

 

 

 

でも、すごくおれが気になるのは、

 

好きな俳優さんがいる。

 

好きなアイドルがいる。

 

 

というパターン。

 

 

 

 

 

自分とは違う相手に、

出来心で心を奪われてしまう「浮気」には嫌悪を示すのに、

 

 

 

 

 

好きなアイドルがいる、

というのは「浮気」とは言わないのか??

 

 

 

 

 

 

たとえば、顔がドアップのうちわを持っていて、ライブでその人に会うために北海道から沖縄まで駆けつける。

 

 

これは、精神的な「浮気」と呼ばずして、何というのか笑

 

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反論として、

 

「アイドルは手の届かない所にいるから問題ない。浮気や不倫はその人がそばにいるでしょ?」

 

とか、

 

「俳優さんやアイドルは自分のことを顔も名前も知らないのだから問題ない。」

 

とか。

 

 

 

 

 

 

いやいや、そいつに手が届くかどうか、面識があるかどうか、なんて問題じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

問題なのは、あなたの心がその人に奪われてしまっていること!!!

 

 

 あなたの心が、その人へ向いてしまっていることが問題なんだよ!!!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここから面白くなっていくんだけど、

 

 

日本人はみんな宗教には、すごく嫌悪を示す(ように思われる)。

 

 

 

なにか見えないものに対して、絶対的な信頼を置き、奉仕するなんて。、

 

 

 

 

 

 

知っての通り、

世界的に見て、「無宗教だ」と胸を張って言うのは日本人だけだろう。

 

(実際は、無宗教な日本人はいないと思われる。

クリスマスになればお祝いをするし、受験に際せば合格祈願をする。

日本人はあらゆる宗教を文化として断片的にすくい取って、生活のなかに盛り込んでいる。

信仰の程度こそ違うが...)

 

 

 

 

 

この宗教の、

「何かに絶対的な信頼を置き、その通りに心を支配される」という点で見れば、

アイドルは同じじゃないか??

 

 

 

アイドルに限らず言えることだが、アイドルものように崇めていて、

その人の言うことには、絶対的な共感をもつ。

 

 

それは、宗教のようじゃないか。。。

 

 

 

 

 

熱狂的なアイドルファンを見ると、そう思われる時がある。

 

 

 

 

 

 

なんと、英語の "idol" は「アイドル」の他に、

「偶像」「崇拝物」という意味がある。

 

 

 

 

 

確かに、そう言われてみると、キリスト教の聖職者は結婚が禁止されている。

それは、神なるものと契約を結んでいるからだ。

 

 

陳腐な表現で言うと、神様と結婚しているということ。

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結局、だれか(なにか)に精神的な関係を持つ、ということは、

 

 

結婚や「付き合う」といった人間の社会的な関係も、

 

アイドルといった趣味レベルに落とし込まれてしまいそうな好意も、

 

への絶対的な帰依といった宗教も、

 

 

一緒だ、と言えそうだ。

 

 

 

 

 

つまり、浮気不倫を批判する人は、

これらの要素を同レベルで考えなきゃいけない。

 

 

 

 

 

浮気はダメだということは、

愛する誰かがいるんだったら、好きなアイドルもダメ、宗教もダメ、と言わないとよく分からなくなる。

 

 

 

 

だって、あなたは、「わたしひとりを心から生涯愛し続けます」と誓うのだから。

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でも、実際は、

この3つの領域は独立し、さらに同時に成立しうる。

 

 

 

 

 

 

 

アイドルオタクで既婚者のクリスチャンは存在している。

 

 

 

 

 

 

 

なのに、人間同士の「浮気」や「不倫」にだけ、人は敏感なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合理的なことが大好きな人間が、

なぜ非合理的な一夫一婦制を採用したのだろうか??

 

 

 

 

 

人間は、効率的なこと、科学的に証明されたことに絶対的な信頼を置く。

 

 

 

 

不合理なこと、理不尽なことが大嫌いな人間が、

「結婚」という制度だけ、非合理的な選択をした。

 

 

 

 

 

 

オスは、よりたくさん子孫を残したい、

メスは、より質の高い子孫を残したい、

 

 

それを同時に実現させるのは、一夫多妻制だ。

 

 

 

 

実際、どこの国でも、昔は合理的なこの制度を採用していた。

 

もちろん、日本も。

 

 

 

 

 

 

 

では、なにが、私たちにそれとは違う選択をさせたのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、人間の「欲」なんだろうな。

 

 

やっぱり、

自分以外の誰かに、最愛の人の愛情が分散してしまっていることは、独占欲の強い人間という生物には、耐えられない。

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もちろんこれは男女に限らず、人間なら誰しもだ。

 

もちろんこれは恋愛関係に限らず、親子関係・友人関係でもだ。

 

 

 

 

弟に親の愛情が分散すれば、兄はやきもちを妬くし、

親友が、じぶんのいないコミュニティで楽しそうなのを見ると、ムスッとする。

 

 

 人間は、自分が愛する者の愛情を独り占めしたい。

 

 

 

 

 

 

最も合理的な策があるのは、頭ではわかっていても、心がそれを嫌がる。

 

その「人間味」こそが、世の中を面白くしている。

 

 

 

 

 

それがなければ、人間で在る必要はなく、ロボットでいい。

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その産物が「浮気」や「不倫」を激しく嫌悪する、この世の中の風潮なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ニノを見てカッコいいとニヤニヤしている彼女を見て、ふと思った。

 

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(注) :

 この記事は、決して「浮気」や「不倫」、「一夫多妻制」を是とするものでも、アイドル信仰を一部の危険な宗教のようだなどと揶揄する趣旨ではありません。女性のみが独占欲の強い、という見解でもありません。すべての立場の人(もちろん浮気や不倫の当事者も含む)を尊重したうえで、この記事を書いています。

 

 

 

あみだくじってなぜ「あみだくじ」っていうの?

 

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   ☔️    ☀️             ☁️

   凶    大吉   小吉

  

 

 

 

 どんな結果になった?笑

 

 

 

 

 ブログでまさかあみだくじを書く日が来るとは思わなかった笑

 

 

 

 

 

 

 

 たま~に目にするあみだくじ

 

 席替えのときに使ったり、なにか役決めをするときに使ったり、

 

 

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 それにしても、あみだくじは、

なぜ「あみだくじ」っていうんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

「あみだくじ」を漢字変換してみると、

阿弥陀くじ」。。。

 

 

 

 

 

 えええ!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 南無阿弥陀仏じゃん!? 阿弥陀如来!?

 

 

 仏教から来た言葉なのか!?!?

 

 

 

 

 

 

 実は、あみだくじっていうのは、日本でずいぶん昔からあったらしいんだけど、

 

 

 

 現在のおれたちが知ってる「あみだくじ」の形とはずいぶん違うんだ!!!

 

 

 

 

 

 昔使われていた「あみだくじ」の形式は、これ ↓ ↓

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 円形!?!?

 

 

 これ、実際に指でなぞってみると分かるんだけど、

昔の形式の方が、運動が激しくてどこに辿り着くかのハラハラ感がすごい。。。

 

 

 

 

 

 そんで、なんで阿弥陀くじ」っていうのかっていうと、

 

 

 

 この円にトゲトゲが生えたこの形が、

阿弥陀如来の背中についている光背(こうはい:光の部分)に似ているから、

阿弥陀くじ」っていうんだ。

 

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阿弥陀如来

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光背(こうはい)


 

 

 

 

 

 

 

 なるほど、「あみだくじ」の命運は、仏教の阿弥陀様が握っていたのか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 次からやるときは、このハラハラ版の阿弥陀でやってみようかな。笑

 

 

 

 

 

"未来への可能性がない"という貧困

 

「貧困」とは、何か。

 

 

 

たぶん簡単に想像できるのは、経済的な貧困?

 

お金が無かったら、貧しいよね。困るよね。

 

 

 

 

 

もっと深刻になると、

飢餓、干ばつ、砂漠、アフリカ?

 

 

そもそも、生きていくこと自体が難しい。戦争や紛争。

死と隣り合わせの生活。

 

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ハゲワシと少女

 

 

 

 

 

 

 

しかし、インドの経済学者アマルティア・センは、

「貧困」をユニークなアプローチで捉えようとした。

 

 

それは、

個人が秘める未来への可能性の有無で貧困を測定しようとする、

「ケイパビリティ・アプローチ」を提唱した。

 

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アマルティア・セン

 

 

つまり、単にお金が無いということが「貧困」なんじゃなくて、

 

未来に可能性が無い、ということが「貧困」なのだ

と定義した。

 

 

 

たとえば、現在は収入が少なくても、将来、昇進や転職ができる見込みがある場合、

それは「貧困」とは呼ばない。

 

 

逆に、

収入は良くても、閉ざされた環境で、

やりたくもない仕事を頭ごなしに強いられる劣悪な環境、

閉塞的な環境に身を置いて、改善が見込まれない場合、

 

それを「貧困」と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

つまり、アマルティア・センは、

国や個人の経済状況はもちろん重要だけれど、

収入の多さや社会の豊かさだけでは、幸福度は測れない、とした。

 

 

 

 

幸せ・豊かさとは、お金持ちかどうかではなく、

選択の自由や機会の多さだ、と主張した。

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だから彼は、

 

貧困問題を解決する、ということは、

未来のために人間の可能性を取り戻すための努力をする、

 

ということとして、その解決に主眼を置いたんだ。

 

 

 

 

 

 

未来に可能性がもてないことが、真の「貧困」だ、と。

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「2030年の世界地図帳」では、それにのっとると、日本国内の貧困問題は3つあると書いてある。

 

 

 

 

1、「シングルマザーの貧困」

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シングルマザーは単に収入が一人分しかないために経済的に貧しいだけでなく、

 

ジェンダー格差がはびこる日本では、未来への可能性の無さ、という貧困も持っている。

 

 

母子世帯での就業パターンは主に派遣社員正規雇用が主なもので、

女性の進出を謳っていたとしても、女性に開かれている職業というのは少ない。

 

また、妊娠・出産後の女性の雇用機会が限られていることも問題視されている。

 

 

その制限が、可能性の貧困へ陥れる。

 

 

 

2、「高齢者の貧困」

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少子高齢化が進行する日本は、高齢化社会に突入している。

 

日本の生活保護受給世帯の約47%は高齢者なんだって。

 

 

 

体力が衰えて、持病も増えていく高齢者は一度貧困に陥ると、そこから自力で立ち直るのは難しい。

 

 

 

 

 

 

3、「子どもの貧困」

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深刻な問題はここ。子供たちの貧困。

 

 

17歳以下の子どもの約7人にひとりが経済的に困窮している状態なんだって。

 

 

 そして、

子どもを取り巻く経済状況は、その子の成長過程に大きな影響を与える。

 

 

 

 

大人の貧困層なら、人目を忍んで暮らすことはできるかもしれないけれど、

子どもは学校生活友達関係を通して、

貧困に対する差別や同情の視線に晒される可能性が高い。

 

 

 

"貧しくて欲しい物を買えないこと"よりも、

 

"本人が一生拭い去ることができない劣等感を背負い、

自分に自信が持てなくなること"、の方が深刻だ。

 

 

 

 

さらに、もっと深刻なのは、教育の機会が失われることだ。

 

 

 

 

教育格差。

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それはもちろんジェンダー的な格差の方が注目されているけれど、経済的な格差の方が大きい。

 

 

 

 

 

そして、この先テクノロジーがこの教育格差を乗り超えられるのか。

 

 

 

 

 

技術革新には不安の声が多いけれど、確実に今ある不安の源を解消してくれる。

 

 

 

 

きっとテクノロジーは、未来への可能性をもたらしてくれる。

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参考:

 

2030年の世界地図帳  あたらしい経済とSDGs、未来への展望
 

 

 

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↓ ↓ 関連記事 ↓ ↓

 

shima-nju.hatenablog.com

 

未来を知る。~5つの破壊的テクノロジー~

 

 世界は凄まじい勢いで変化を遂げる。

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未来の様相を、現在とはまったく別次元の世界に変えてしまうような、

5つの破壊的テクノロジーを、一緒に見てみよう。

 

 

 

 

 

1、AI (Artificial Intelligence / 人工知能)

 

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いちばん聞いたことがあるのは、このAIと呼ばれるテクノロジーだろうか。

 

 

 

 

当初はこの人工知能、人間が作るものだからデータには限りがあるという限界を呈していたが、

 

 

こいつは、自分が経験したものをより詳しく解析して、さらに新しい応用を可能にする

ディープラーニングが可能なんだ。

 

 

 

 

人間のように自己反省し、さらに解決策を自ら考えることができる。

 

 

そして、人間よりもはるかに優れたデータ容量、計算スピード、精密さを兼ね備えている。

 

 

 

 

ある人は、

AIに人間の仕事が奪われてしまうと嘆き、

 

ある人は、

処理の面倒な仕事をAIが代わりにやってくれれば、

人間はより人間らしい仕事、

つまり、「やりたい」を仕事にすることができるようになると歓喜する。

 

 

 

 

 

 

 

 

2、5G (第5世代移動通信システム)

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みんなのスマホの左上には「4G」と書かれているだろうか。

 

 

5Gは現行の通信システムの次世代にあたる通信規格!!

 

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 5Gは、4Gと比較すると、

通信速度は約10倍接続端末数は100倍

遅延は1ミリ秒程度

映画1本分のデータの転送にかかる時間はわずか3秒

 

と言われている。

(参考図書 p.65より引用)

 

 

 

 

5Gという通信回線が普及すれば、

VRのようなよりデータの容量が大きい動画などが快適に共有できるようになる。

 

 

 

スポーツ選手の胸やスタジアムに小さなカメラがつけられれば、

 

その場にいるような臨場感を、リビングのソファで楽しめるようになる。

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接続端末数が多いことからIoT家電の活用も広がる。

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家中の家電がインターネットで繋がり、スマホひとつで操作ができる。

 

 

さらにAIと手を取り合えば、電力の浪費なども改善される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3、自立走行(自動運転)

 

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AIや5Gのタッグが生み出す先には、この自動運転技術がある。

 

 

家庭内はおろか、自動車・町中にカメラやAIが搭載され、

5Gの低遅延性をもってして素早い判断で空間を認識し、目的地まで安全に走行する。

 

 

 

 

 

 

 

4、量子コンピューティング

 

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従来のコンピュータの計算スピードをはるかに上回るスピード実現できる、スーパーなコンピュータが完成する。

 

 

 

今はまだ、活用分野は模索中だけど、

従来のコンピュータだと計算に1万年かかる問題を、

量子コンピューティングなら約3分で処理しちゃうんだって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5、ブロックチェーン

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この新たな情報管理システムを導入すれば、

世界を席巻するGAFAM(GoogleAmazonFacebookAppleMicrosoft)を倒すことができるっていう革新的な仕組み。

 

 

これらの企業は、たくさんの個人情報をユーザーから一挙に回収し独占している。

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ブロックチェーンは、

中央の管理者を必要とせず、

みんなで情報を管理して、みんなで情報を監視しあう

 

っていう仕組み。

 

 

 

 

 

だから、銀行のようなシステムを見張るだけで私腹を肥やすものはいなくなるし、

なによりみんなで監視しているから、情報の信頼性が非常に高い

 

 

 

 

だから、最近は「仮想通過(ビットコインなど)」に応用する試みがなされている。

 

 

 

 

お金の概念をも、テクノロジーが変えようとしている。

 

 

 

他にも様々な応用分野が模索されているんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの破壊的なテクノロジーが普及すると、どんな現象が生じるんだろう??

 

 

たとえば、期待されるのは「スマート農業」

 

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次世代の担い手が懸念されている農業の分野を飛躍的に改善させる。

 

 

自動運転でトラクターが動き、

AIや5Gのが最適なタイミングで最適な方法で農場を管理してくれる。

 

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あとは、「健康」だってそれらの恩恵を受けるだろう。

 

 

私たちの体の中に潜り込んだナノサイズのデバイスが、

私たちの健康状態を逐一伝えてくれる。

 

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そんな時代がやってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 片手サイズに収まる小さな画面越しに、

電話やメールはおろかインターネット、読書、地図、ゲームと......

 

 

なんでもできるこのスマートフォンという魔法のデバイスが、

 

小学生からお年寄りまでの全員が手にすることができるこの状況を、

 

10年前の誰が予測できただろうか?

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 イノベーションにより生活は飛躍的に改善され、新参者が辻斬りのごとく常識を切り捨てては、覆していく。

 

 

 

 

 

 

 世界は良くなる一方だ。

 

 

 

 

 

 

 でも、目まぐるしい変化というのは、

本来人間のような生物には好ましくないものだ。

 

 

 

 

 ホメオスタシスと呼ばれる人間に備わった恒常性の機能が、

 

環境の変化を嫌わせる。

 

 

 

 

本来、人間は安定を求め、変化を嫌う。

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だって、変わらない方が頭や労力を使わなくていいから。

 

 

 

 

 

でも、そんな理想的な願望なんて無視して、テクノロジーはどんどん進化を遂げる。

 

中には、一部の人間を脅かすような、技術革新だって生まれようとしている。

 

 

 

 

 

そんな目まぐるしい世界を渡り歩き、

 

自分のなすべきことを明確に見続けるためには、

 

大筋でもいいから、

進化の方向性・変化の方向性は見えていた方がいい。

 

 

 

 

 

まだ、10年後、20年後の話になるかもしれないが、明日の話なのかもしれない。

それは、誰にも分らない。

 

 

 

 

だからこそ、未来を少しでも知っていれば、

 

安心して自分も変化することができるのではないか。

 

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参考:

 

2030年の世界地図帳  あたらしい経済とSDGs、未来への展望
 

 

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↓ ↓ 関連記事 ↓ ↓

 

shima-nju.hatenablog.com

 

ディズニー映画の異端児!?『アナ雪』に込められた【真実の愛】とは?

 

社会現象を巻き起こすほど、大ヒットしたディズニー映画、

 

アナと雪の女王

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先日、その勢いのまま「アナ雪2」も制作され、いまもなおその熱は冷めやらぬまま。

 

 

 

 

 

 

「あの映画はすごかった!!!!!」

 

そんなことは誰でもわかる。

 

 

じゃあ、なにがすごかったのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかでも革命的だったのは、"ストーリー" にある。

 

 

それは、

ディズニープリンセス映画の文法を踏襲しない異端児的な、

 

でも世界の状況をタイムリーに取り入れた文脈で描かれているからこそ、

 

現代社会の万人にウケたと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

『アナ雪』の最も大きなテーマのひとつは、

 

「【真実の愛】とは何か?」

 

である。

 

 

 

 

あらすじはみんなの頭の中にあると思うから詳しくは説明しないけど、

 

アナエルサの氷の魔法を受けてしまって、心が凍ってしまう、

というクライマックスのピンチのシーン。

 

 

 

 

森の苔が生えた石ころみたいな妖精が、

 

「これは危険な状態だ...

 

この凍ってしまった心を解かせるのは、【真実の愛】だけだ。」

 

とヒントをくれる。

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ここで、今までのディスにー映画の文法を踏まえるなら、

 

 

この【真実の愛】をもたらしてくれるのは、"プリンス"だよね。

 

 

 

 

 白雪姫は、王子様が、

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シンデレラは、チャーミング王子が、

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オーロラ姫は、フィリップ王子が、

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アリエルは、エリック王子が、

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ベルは、野獣が、

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ジャスミンは、アラジンが、

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ラプンツェルは、ユージーが、

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 "プリンセス"に【真実の愛】をくれるのは、いつでも "王子様" だ。

 

 

 

 

 

 

 みんなは自然に考えるかもしれないけれど、

 

 

愛、それも【真実の愛】を体現できるのは、

 

まぎれもなく "男" と "女"

 

 

っていう暗黙の了解があった。

 

 

 

 

 

それが、ディズニープリンセスの文法だし、

 

なによりそれが大衆の望む【真実の愛】だった。

 

 

 

 

でも、『アナ雪』は、その慣習を、ブチ破ったんだ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、アナのにかかった魔法を解かしてくれたのは、

 

 

 

最初に恋に落ちたハンス王子でもなく、

 

雪山での道中を助けてくれたクリストフでもなく、

 

 

 

 

 

姉であるエルサだった。

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 【真実の愛】の体現者は、"女""女" という図式を、

 

あんなにも自然に、あんなにも美しく描いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あのふたりがレズビアンだということが言いたいのではなく、

 

 

愛のカタチには、様々なものがある、ということ。

 

 

 

 

 

 

【真実の愛】は、異性間でしか成立しない、ということはないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 性のあり方がこんなにも多様な時代、

 

 

 だからこそ愛のカタチだってどんなものがあってもいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを思うと、

 

主題歌『ありのままで』に込められたメッセージが、また違うものに聞こえてくる。

 

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Bon Voyage。〜八景島シーパラダイスVer.〜

 

今日は、神奈川にある大きな水族館、

 

 

 

 

 

八景島シーパラダイスに行くよ!!

 

 

 

 

 

 

 

ガイドブックを手に出発~~!!!

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大きなイルカさんやペンギンさんがお出迎え🐳

 

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八景島シーパラダイス」は、

 

 

水族館と遊園地が融合した、巨大なアミューズメントパーク!!!

 

 

 

 

 

 

今回は水族館だけに行くんだけど、

 

 

 

 

なんと、

 

 

水族館だけでも、4つの施設に分かれています!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは順番に、レッツゴ〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ目は......

 

 

「アクア ミュージアム」!!

 

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ここでは、いろんな海の生き物たちに出逢えちゃう!

 

 

 

 

 

 

 

まずは、大きな水槽!!

 

 

やっぱ水族館といえば、これだよね〜〜

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裏側がかわいい生きもの第1位!!!

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こんなにおっきなカニは見たことがない🦀

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ちっちゃくてかわいい生き物たちもいるよ~

 

クリオネ「ハーイっ」

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ちんあなご:「ひょこっ!」

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特にクラゲは、特集コーナーがあったよ!

 

 

 

 

ん〜~インスタ映えには向かないね~、クラゲは、、笑

 

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もっさもさ

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さーらにちっこいクラゲを観察できるブースも!!!!

クラゲを体感!!!

 

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さらにすごいのは、海の生き物たちだけじゃなく、

 

陸上に住む生き物も、こんなに近くで見れちゃう!

 

 

 

 

 

かぴばらっ

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マーラっ!!

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アフラック!!!

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の茶色い版????🐥

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高い所で寝てる子もいました!☺️☺️

 

 

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さて、2つ目の施設は

 

 

 

「ドルフィン ファンタジー」!!

 

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中へ入ると、

 

アーチ形のダイナミックな水槽が天井を覆う、幻想的な世界が!

 

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いるか〜〜🐬🐬🐬

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いるかと一緒に写真も撮れちゃう!

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あれ、ニセモノも映り込んじゃった( ˙³˙)( ˙³˙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、

 

 

 

 

 

「うみファーム」

 

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ここではなんと。、

 

フィッシングができちゃいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、エサを竿に取り付けて...

 

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めっちゃ釣れる〜〜🐟

 

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そしてなんと、、

 

釣った魚を、焼いて食べれちゃう!!!

 

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うわぁ!!!

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魚の塩焼き。

 

おいしかった~~🥺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、

 

 

 

「ふれあいラグーン」

 

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もう暗くなっちゃったので、

 

 

なまこさんとしか触れ合えませんでした。、

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なかなかきもちわるい

 

 

 

 

他には白イルカと触れ合えたり、ペンギンのお家も見れちゃう🐧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大満足の水族館!!!

見どころいっぱいで、まさに海のパラダイス!!!

 

 

 

 

 

 

 

お別れは、ライトアップされたクジラさん。

 

 

 

 

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 夜の水族館もきれい🐠

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想的な1日でした。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

@八景島シーパラダイス fin.

 

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何のために大学に行くんだ?

 12世紀は大翻訳時代とも言われている。

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 人間的な(科学的な)古代ギリシアの思想は、ヨーロッパにキリスト教が広がるにつれて、時代と共に忘れ去られてしまった。

 

 

 

 

 この世に起こるすべての現象は、「神がそうしなさったのだ」と説明してしまえば、それで済むからね。

 

 

 

 

 でも、その科学的な思想を早くに受け入れたのは、イスラームの学者たちだった。

 

 

 ギリシアの文献がアラビア語に翻訳され、数多の資料がイスラーム圏の研究機関(知恵の館やアズハル大学など)に保管された。

 

 

 

 

 

 そしてそれらの文献がやがてヨーロッパに伝わり、

アラビア語からさらにラテン語(当時のヨーロッパの公用語)に翻訳された。

 

 

 

 

 ヨーロッパでは12世紀ルネサンスとか呼ばれたやつだ。

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 それらの文献の数々は各地の修道院に備えられた図書館に蓄積されていった。

 

 

 

 

 

 そうすると、ヨーロッパの学者たちは、その図書室を備えた修道院に惹きつけられるようになった。

 

 

 なぜなら、そこには書物があったから。

 

 

 

 

 さらに、将来の学生となる者たちも寄り集まるようになった。

 

 

 なぜなら、そこには学者がいたから。

 

 

 

 

 

 

 

 こうやって、学問に熱中する、ある種の共同体が修道院を中心に形成されていく。

 

 

 こうして発展してできあがったのが、ヨーロッパ初の大学なんだ!

 

 

 

 ヨーロッパ最古の大学は、イタリアのボローニャ大学と言われている。

 

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ボローニャ大学

 

 さらに、イングランドではオックスフォード大学が誕生したが、学者たちの間で論争が生じたとき、主流派とは意見がそれたグループがケンブリッジに移った。

 

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オックスフォード大学

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ケンブリッジ大学


 

 

 

 

 

 でもね、この大学という仕組みが始まったころ、教鞭をとっていた学者たちはひどく驚いたんだって。

 

 

 

 

 

 

 それは、学問を望む学生たちの教養レベルの低さに。

 

 

 

 

 とてもじゃないけれど、志望していた学生は、学問を始められるだけの知識をもっていなかったんだって。

 

 

 そこで、教授陣たちは、学生たちに学問を始めるための準備をさせるために、標準的な教育課程を設定した。

 

 

 

 たとえば、読み、書き、文法、論理学、算術などなど。

 

 

 

 

 

 そして、これらのカリキュラムを乗り越え、ようやく学問を探求するスタートラインに立てた、っていうわけ。

 

 

 

この学問へのスタートラインまでの道のりを修了した者は、

ラテン語「初心者」を意味する学士(baccalaureate)と呼ばれたんだって。

 

 

 そして、現在では、4年生大学を卒業した者に与えられる学位の称号は、学士号(baccalaureate)と呼ばれている。

 

 

 

 

 

 

 ここから、神と自然現象を分けて考えることで、科学が発展していくんだけど、

それは次回に回して。

 

 

 

 

 

 

 この部分で大切なことは、大学という場所は学問を探求するための、基礎的な知識を身につける準備機関であるってこと。

 

 

 大学の4年間を終えて、やっと法学やら経済学やら医学やら工学やらの学問の領域に足をやっと踏み入れることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 その準備をするための場所なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 今の日本では、どうかと考えてみると、少し面白いことが起こっているよね。

 

 

 

 勉強が嫌いでもとりあえず、大学に行って、なんとなく4年を過ごす。

 

 

 大学のニーズが変わったのか、それとも大学の役割自体が変わったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 なんのために大学に行くのか。

 

 

 

 ただなんとなく、行くくらいであれば、もっと自分のやりたいことや好きなことはなんなのか、を考えた方がいいかもしれないね。

 

 

 

 

 間違いなく大学という機関は、必ずしもあなたがやりたいことを実現するための最短ルートではないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4年を無駄にしてから、社会に出る意味があるのか。

 

 

 4年を無駄にしてから、好きなことに専念する意味がどこにあるのか。

 

 

 

 

 

 もっと言うと、大学受験のために割かれる時間やお金や労力も、好きなことが明確なのであれば、効率よくそこに割くことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、やりたいことを探しに行く、という進学の在り方もあっていいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 でも、もう学歴なんかより、

いかに自分のやりたいことに向かって、熱心に勉強できるか、行動を起こせるか

が大事なんだから、大学を絶対的な人生の途中下車駅のように思うのは、危険かもしれないね。

 

 

 

 

 

 

 

 だって、4年も無駄になるかもしれないんだから。

 

 

 

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参考:

・荒巻の新世界史の見取り図 上 荒巻豊志著

 

イスラームから見た「世界史」 タミム・アンサーリー著