複数形のウラばなし ~pianoesと書かないのはなぜ?~
今日は複数形のウラばなし。
pちゃん
「aちゃんaちゃん!
複数形の "s" のルールって知ってる~??」
aちゃん
「知ってるよー!!
いろいろルールがあって、最初は覚えるのが大変だよね💦💦」
pちゃん
「私は全部知ってるよー!
① s, sh, ch, o, xで終わるときはesをつける!
② 子音+yで終わるときはyをiにしてes!
③ f, feで終わるときはvにしてes!」
aちゃん
「おー!
やっぱさすが pちゃんだね!
でもね、①のルールでさ、
"o" のときのesって実は
もっと細かなルールがあるのって知ってる??」
pちゃん
「ん?どゆこと??」
aちゃん
「たとえば、
✧ tomato → tomatoes
✧ hero → heroes
という風に、これらは "es" をつけるのに、
✧ radio → radios
✧ zoo → zoos
という風に、これらは "s" だけでいいんだよね。」
pちゃん
「えー!!!
なんでなんで!?
なんでそーやって、こんがらがることをするの!?」
aちゃん
「でも、これもルールがあるよ!
さて、どんな規則があるでしょう!」
pちゃん
「んー。、
あ!わかった!
tomato や hero は [子音+o]
で終わっていて、
radio や zoo は [母音+o]
で終わってる!!!」
aちゃん
「お!正解!
[子音+o]→es、[母音+o]→s
っていう規則があるんだよ!」
pちゃん
「へー!知らなかった。
これでうちは複数形マスターだ!!!!」
aちゃん
「ふっふっふっ。
まだマスターになったとは気が早い。」
pちゃん
「な、なに!?」
aちゃん
「これはどう??
✧ photo → photos
✧ piano → pianos
[子音+o] で終わっているのに、"s" だけよっ。」
pちゃん
「はいー、英語嫌いになりましたー。
もう嫌いですー。
なんで?なんでこんなことするの??
ちょっと関係者呼んで。📞」
aちゃん
「落ち着いて。笑
photo や piano は例外で、
[子音+o] で終わるのに、
"s" だけでいいんだけど、
実は、ある共通点があるんだけど、
わかる???」
pちゃん
「え。、
わかりません。」
aちゃん
「実は両方とも、"略称" なのよね!
photo という単語はもともと、
photograph っていう単語なんだ。」
pちゃん
「あ!!
ってことは、
本来だったら普通に "s" だけつければいいから、
photoになっても "s" だけでいいのね!!
ってことは、
pianoも何かの略称なの!?!?」
aちゃん
「実は、pianoという楽器は、
pianoforte という名前なの。」
pちゃん
「ぴあのふぉるて!!!!!!
えー!!!
たしかに、音楽記号で
"ピアノ" と "フォルテ" ってあるけど、
そういうことだったの!?!?!?」
aちゃん
「そう!
ピアノフォルテは、
小さい音から大きい音まで出せる楽器
という由来よ!
長いから、ピアノと呼ばれているね!」
pちゃん
「pianoforte なら普通に "s" つけるだけでいいわけか。」
★今日のウラばなし★
・[子音+o] で終わる→es
[母音+o] で終わる→s
・photo や piano は略称なので、
上記のルールを無視して "s" だけつける。
aちゃん
「例外はたくさんあるんだけどね~。
比較的にに新しくできた単語や、英語にとっての外来語などは
ルールを無視するものが多いらしいよ。」
pちゃん
「少しだけ、マスターに近づいた気がします。笑」
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