Shima Shima English

エイメイ学院 / 明成個別 英語科講師のブログ

古文ネイティブ!?

 

 高校3年の秋、古文が得意だった僕は、

古文の文章が現代語を読むように、読み進めることができるようにまでなった。

 

 

 

 そんな僕に、友達が「なんで、そんなに古文が早く読めるのー?」と聞いてきたことがあった。

 

 

 

 

 

 当時の僕はふざけて、

「去年、平安時代に留学してたからなー。道長と握手までしてきたよ。」って言ったのを覚えてる笑

 

 

 

 

 他の友達にには、

「お前、古文ネイティブかよ!!」とまで言われた。

 

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 そんなことはない。笑

 

 

 僕は、平安時代に留学もしていないし、古文ネイティブでもない。笑

 

 

 

 

 

 

 実は、僕がずっとやってきたことがある。

 

 

 

 

 それは、

 

 

 

「音読」!!!!

 

 

 

 

 

 

 昨今、英語学習における「音読」の重要性が、ものすごく言われるようになったけれど、

 

 

当時の僕は、英語はもちろん、古文も音読していた。

 

 

 

 

 

 結局、古文も古代日本で使われていた言語に変わりはない。

 

 

だから、やっぱり、英語と同じように、

音読によって古文も読むスピード上げることができた。

 

 

 

 

 もちろん、音読する前提として、

英語では英単語や英文法

古文でも古文単語や助動詞・敬語などの文法の知識

があたまに入っている。

 

 

 

 

 

音読の最中、あたまの中では、

英語は英語のまま古文は古文のまま意味をとっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 想像してほしいんだけど、家や予備校で、古文を大きな声で唱えているのは、とても恥ずかしかった。笑

 

 

 だから、友達には「音読してる」とは言わなかった。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある言語学者によると、言語の本質は、"音" なんだって。

 

 

 "文字" かと思っていたけど、この世には "文字" のない言語が存在する。

 

 

 

 たとえば、アイヌ語は "文字" をもたない言語なんだよ!!

 

 

 

 

 

 だから、"音" から入る学習の良さは納得がいく。

 

 

 

 

 

 

 さらに、音読をすると、あらゆる刺激が脳に与えられる。

 

 

原稿を見て

読んで、

自分の声を聴いて、

意味を考える。

 

 

 

 

 

 これは、理科社会にも応用できそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう、机の上でガリガリやるだけの勉強は、古いのかもしれないな。