shima's diary

エイメイ学院 / 明成個別 英語科講師のブログ

突然の "do"

 子供たちは本当に思いもよらないところに気が付く。しかも確かに不思議だよな、っていうところに。

 

 「"Do you play soccer?" の "Do" は一体どこからやってきたの??」

 

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 確かに。そんなところに気が付くのか。いやでも確かにそうなるわ。しかも、この質問をぶつけられた大人は困ってしまうだろう。なぜなら、それを「当たり前」として、「当然のもの」として覚えてきたし、そう覚えさせられたからだ。

 

 

 

 これを中学生に答えるとなると分かってもらえるか分からないけど、面白いからおれは聞かれたら話すようにしてる。

 

 

 

 実は "I play soccer." の文の中には、"I" と "play"の間に、"do"が隠れてるんだ!!

そんで、その "do" は、「事実」を表す助動詞なんだ!!つまり、"can" とか "will" とか "must" とか "should" とか "may" とかと同じ仲間!

 

 まあ、だから "正しく" 書くとするなら、"I do play soccer." なんだよね。高校英語をしっかり勉強した人なら、「強調の "do"」とかっていって出てくるけど、いつもと違う言い方をすれば、そりゃ強調になるよね。

 

 そんで、助動詞の否定文の作り方は!?「助動詞の後ろに "not" をおく」。じゃあ、疑問文の作り方は!?「助動詞と主語をいれかえる」

 

 だから、"I (do) play soccer" は、否定文にすると、"I don't play soccer." 、疑問文にすると、"Do you play soccer?" になるんだね。これが、一般動詞の否定文・疑問文で突然 "do" が登場する訳。おれはこれ知ったとき、わりと感動したけど。

 

 

 

 しかし、この疑問を呈した中学1年生は、まだ助動詞を勉強していないので、この説明をしても理解できない。だから、「ごめんな、これはね、めちゃくちゃ面白い質問で、英語を勉強していくと後でわかるんだ。だからその時にまた教えてあげるね!楽しみにしとけ!」と答えた。

 

 中学1年生にして最大の難所にぶち当たるようになっている英語教育。

「なんでbe動詞の時はひっくり返すだけなのに、一般動詞だとどこの馬の骨かもわからない "do" がいきなり出てくんの!?」

 

 実はbe動詞にも秘密があって、こいつらも助動詞の顔を持ってるんだよ!っていう話はまたいつか。笑