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エイメイ学院 / 明成個別 英語科講師のブログ

Youのウラばなし ~なぜ”1人”なのに”are”なのか~

 

今日は、You のウラばなし。

 

 

 

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o助

「やあ、みんな!

 

 

 

僕はo助!

 

Y と U は...

 

 

 

 

 

飛び道具さ!

 

 

 

 

 

 

 

最近さぁ、悩みごとがあって...

 

聞いてくれる??

 

 

 

 

 

 

 

Youの意味には、

[あなた] とか [あなたたち] っていうのがあるよね!

 

 

 

 

やっぱり有名なのは、[あなた] って方だと思うんだけど、

 

 

 

みんなさ、

 

なんで[あなた]って1人しかいないのに、

be動詞は"are"を使うんだろう??

 

 

 

I には、amを使うのはいいじゃん?

 

それ以外の主語のときは、

1人しかいなかったら、is

たくさんいたら、areになるよね!

 

 

 

このルールに従うと、

you are じゃなくて、you is なんじゃない!?

 

 

普段、複数に対して使うareが、なんでyouの時も使うんだよーーー!

 

 

 

モヤモヤする~。

モヤモヤしすぎて朝も起きれない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喋りだす Y

「うるせーな!! 朝は起きろや!!」

 

 

o助

「うわぁ!

 

喋りだすなんて、台本には書いてなかったよ!!」

 

 

 

喋りだす Y

「台本とか言うなって。

 

 

そのモヤモヤ晴らしたら、元通りの日常が戻ってくるって。、」

 

 

o助

「ぼくの悩みを解決してくれるのかい!?

 

一体なんで、youは”1人”なのに”are”を使うんだい!?

 

 

 

 

 

喋りだす Y

「実は、昔は [あなた][あなたたち]は別の単語を使っていたんだ。

 

o助

「ん!? え!?!?

どういうこと!?!?!?」

 

 

 

喋りだす Y

「[あなた]、[あなたたち]

すなわち、相手のことを難しい言葉で、2人称っていうんだけど、

 

現在では、2人称単数(あなた) も2人称複数(あなたたち) も両方you だよね。

 

でも、ほんとうは、それぞれ別の単語を使っていたんだ。」

 

 

 

o助

「じゃあ、もともと[あなた] を表す2人称単数の単語はなんていうの??

 

 

 

喋りだす Y

thou だよ!!

 

読み方はザウ。」

 

o助

「そんなのがあったのか!!

でも、スペルは you と似てるね。」

 

喋りだす Y

「活用は、thou、thy、thee、thine

 

これらが[あなた] っていう2人称単数を表したんだ!!

 

 

 

 

o助

「アイ、マイ、ミー、マインと似てるな。」

 

喋りだす Y

 「逆に、[あなたたち] のほうが ye(のちにyou)

だったんだね。」

 

 

 

 

o助

「なるほど。

もともと you は 2人称複数を表す単語だから be動詞はareを使うのか!!

 

 

でも、なんで[あなた] と [あなたたち] が一緒になっちゃったんだろう??

まあ、その方が簡単で助かっているけど。、」

 

 

 

 

喋りだす Y

「お!

 

その理由は、たぶんそれがあっていると思うよ。

そのほうが、簡単だから。

 

 

 

 

いろいろな説があるけれど、

そのひとつは、ローマ帝国後期の軍人皇帝時代を収束させた、

あのディオクレティアヌスの説があるよ!!」

 

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ディオクレティアヌス帝(Wikipediaより)

 

o助

「え、だれ。?」

 

 

 

 

 

喋りだす Y

「彼の時代、広大に繁栄したローマ帝国4人の皇帝で治めようっていう四帝分治制を始めたんだ。

 

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四帝分治制

 

もともと皇帝は1人だけだったから、[あなた] でよかったんだけど、

 

いつしか目の前の皇帝を呼ぶのに、4人合わせてという意味を込めて[あなたがた] と呼ぶようになったらしいよ。」

 

 

 

o助

「なるほどー!!

 

 

それで、youを使っているうちに、

[あなたがた] が 目の前の1人を指す表現になっていったんだ!

 

 

 

それが、民衆にも広まっていつしか、[あなた] のポジションも you が勝ち取っていったんだ!!

 

もともとyouには、are を使うから、[あなた] は1人だけだけど、areを使うようになったんだね!

 

 

 

 

 

 ★今日のウラばなし★

 

 

・もともと2人称単数はthouで、2人称複数がyouだった。

・いつしか、youが2人称単数の[あなた] の地位を奪い、be動詞はそのままareを使った。

 

 

 

 

 

 

 

 

o助

「素朴な疑問を言い出したら、止まらないよ。

 

僕には関係ないけれど、3人称さんたちは大変だよ。

単数か複数かで、動詞の形が変わっちゃうんだもん。

 

 

また聞いていいかい!?」

 

 

喋りだす Y

「おやすみ。」

 

o助

「えっ!?!?!?」

 

 

 

 

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be動詞のウラばなし ~be動詞の意味は?~

 

 今日はbe動詞のウラばなし。

 

 

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b美

「わたしたちってさ、中学校で1番最初に習うけどさ、実は、英語の動詞の中でいちばん難しいんじゃないかって言われてるんだけど、どう思う??」

 

 

e郎

「たしかにー!

 

ぼくたちって、

現在形だとamisare の3種類、

過去形だとwas, were の2種類、

さらにbeenbeingがあって、

そして原形がbe...。

 

 

  

 

多いわ!!!頭おかしなるわ!!!!」

 

 

 

 

b美

「それはあなただけだけど、でも難しいよねー。

 

だから、1年生のいちばん最初から少しずつ勉強するんだ。」

 

 

 

e郎

「たしかにー!3年間に分けて勉強するね!

 

それでさ、ぼくたちの意味って、[です、ます] なんでしょー??」

 

 

b美

「[です、ます] かーーー。

 

それだと不便な時があるんだよねー。

実は、もっとしっくりくる意味があるよ!!

 

 

 

 

 

 

知りたい??」

 

 

 

 

 

e郎

「知りたい!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

b美

「実は、be動詞の本当の意味は、

[=(イコール)] なんだよ!!」

 

 

 

e郎

「イコール!?!?

日本語じゃなくて、記号なの!?」

 

b美

「そうそうそう!!そんなイメージ!!

 

 

 

例えば、

✧ I am happy.

この文は、[私=幸せ]、だから日本語に

訳すと、[私は幸せです。]になるよ!!

  

だから、[私=幸せ]の関係が成り立っていれば、どんな訳でもいいんだよね!

 

 

 

[私は幸せだ。] でもいいし、

[私は幸せでござる。] でもいいし、

[私は幸せよ。] でもいいし、

なんなら、[拙者は幸せで候(そうろう)。]

でも問題なすび!」

 

 

 

 

 

e郎

「候って...。

でも、be動詞が[=]って考えれば、英文をうしろから返って訳す必要がないね!!

 

英語の本来の語順のまま意味がとれるから

すごい!!

 

 

 

 

他にも、

✧ The man is a doctor.

この文は、[その男性=医者] だから、

日本語に訳すと[その男性は医者だ。] になるし、

 

 

 

 

✧ Books are on the desk.

この文は、[本 = 机の上] って考えれば、

[本が机の上にある。] ってわかるね!!

 

てかこれ[です、ます] で覚えてると不便!!!」

 

 

 

 

 

b美

「そうだよね。

be動詞の意味は、[です、ます] というより、

[は、が] の方が近いよねー。

 

be動詞が[です、ます] で不便な例をもういっこ。

 

 

  

1. これは大きな机です。

 

2. この机は大きいです。

 

 

 

これを書き分けるのって、

ちょっぴり難しいよね。

 

意味はほ~ぼ一緒だし!」

 

 

 

e郎

「なるほど!!!

be動詞が[=] なら、

 

 

1は、[これ=大きな机]

だから、This is a big desk.

 

 

2は、[この机=大きい]

だから、This desk is big.

 

 

 

になるのか!!!

おれたちってすごい!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

b美

「いや~。

ほんとわたしたちって特別なんだよね。

 

 

 

いろんな姿に変身するし、

意味が [=] だったり、

ふつうの動詞と違って、

否定文・疑問文の時は、助動詞みたいな

動きをするし...。」

 

 

 

 

 

e郎

「でも、なんだかよくわかった気がする!!

 

あ!!

 

 

✧ You must be tired.

 

これは、[君は疲れているに違いない。] って意味になるけど、

 

 

 

もう、[です、ます] じゃ対応できないね... 。

 

[あなた= 疲れている] じゃん...。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★今日のウラばなし★

 

   ・be動詞の意味は、

   [=(イコール)]

 

 

 

 

 

 

 

 

b美

「でも、ほんとはね、

 

✧ I am happy.

 

で、[人間=感情] になるのは、ちょっとおかしいよね。」

 

 

 

e郎

「つき詰めるとやっぱ、難しいね。

 

抽象的にとらえようとするのは大事だけど、わかりやすいところで止めておくことも大事なんだね。笑

 

 

もっと、自分で調べてみよっかな。」 

 

 

 

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日本のルーツが古代文明にある。

 

日本のルーツが、

もしかしたら遠い昔の遠く離れた場所にあったかもって考える学者さんもいるんだってさ!!!!

 

 

 

 

 

例えば、

今の中東地域にいち早く文明を築いたシュメール人!!

(メソポタミア文明っていうんだけど、一口に"文明を築く"っていうけど、

文字も何もなかった時代に、文明ってすごいよね。、)

 

 

 

シュメール人の王様がやっぱりいたんだけど、

その王様が使っていた紋章はこんな感じ!

    ↓     ↓      ↓

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メソポタミア文明の遺跡から発見された菊の紋様

 

「十六菊花紋」っていうらしいんだけど、

 

 

ちなみに日本の王様(天皇家)が使っている紋章がこれ!

↓        ↓        ↓

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似てる!?!?!?!?

 

日本の天皇家のルーツは、メソポタミアにあったのか?!

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、その後サルゴン1世率いるアッカドっていう異民族がメソポタミアを征服するんだけど、

 

4代目の王様、ナラム=シンはその繁栄っぷりから、

「四方世界の王」って呼ばれたらしいよ。

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第4第アッカド王 ナラム=シン(アッカド最盛期)



 

 

あれ。、仏教の世界にも、「四天王」ってあるよね。、

 

 

ポケモンにまで使われてるやん。

 

 

 

 

まあ、シルクロードを伝って、言葉が伝播することはあるか。、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとはね、インダス文明の流域ある遺跡の名前がね、

ハラッパー」っていうんだよね。

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インダス文明の代表遺跡「ハラッパ―遺跡」



 

 

 

原っぱ!?!?!?

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確かに、この遺跡があるのは、インダス川の後背湿地だけど。、まさか。、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語ってみんな使ってるけど、

この文法とか、単語の語源とか、実は分類不可の系統不明なんだよねー。

 

 

英語ならゲルマン語系とか、いろいろルーツが特定できるんだけど、

日本語朝鮮語アイヌ語だけは、"その他"に分類されるんだ。

 

 

 

それを使いこなす日本人ってやっぱすげーなぁ!!!

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銀の世界史

として覚えていたことが、

 

 

ふとした瞬間に、で結ばれると、

すごく「おもしろいな」と感じるよね!!

 

 

 

↓ 長~~いから、時間があるときに読んでみてね。↓

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今日は、世界が中国を中心に、でつながるお話。

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13世紀はモンゴルの時代。

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フビライ=ハン




ユーラシアを乗っ取ったモンゴルの勢力は、

14世紀の寒冷化、そして伝染病(ペスト)の流行を経て、

瓦解してしまう。

 

 

 

中国と言えば!というと思いつく地域に古くから暮らしていた漢民族にとったら、

 

北からやってきた異民族に支配される屈辱的な時代となった。

 

 

 

モンゴル人たち商業を生業として繁栄したのが反動となって、

 

次なる中国の王朝、「商業を禁止」!!!

という方向性で物語が始まる。

 

 

 

 

 

実は、モンゴルの時代に世界では珍しい "紙幣" というのが使われた。

 

それはそれは画期的な仕組みで、何枚も束ねると分厚い銭を持ち運ぶ必要もなく、

ペラペラの紙1枚で取引が成立する。

 

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この時代に使われていた紙幣


 

でも、みんなそおただの紙切れを、

価値ある "お金" として受け入れるまでには時間がかかった。

 

 

そこで、その紙幣は、

「いつでもと交換できるよ!!」っていう証明書として流通したんだ!!!

 

 

 

みんなが「価値がある」と認めれば、紙切れであっても "お金" になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、の時代がやってきました。

 

商業禁止です。

 

巷での商売、禁止です。

外国との貿易、禁止です。

 

みんなで協力して自給自足をするんです。モンゴルの真似なんて禁止だからな。

 

 

え、

せっかく "お金" として広まった証明書がただの紙切れになっちゃった!!!!!

 

だって、使えないんだもん。

 

 

 

 

 

 

 

でも、その抑圧的なの政策が、中国での特大銀ブームを巻き起こす。

 

いくら自給自足とはいっても、一回成立してしまった"取引"という風習は、

どうしても取り去ることができなかった。

 

 

民衆たちは、

紙幣なんて使わず、をそのまま "お金" として扱うようになるんだ!!

 

もちろん、こっそりとね。バレたら殺されるから。

 

 

 

 

 

 

そこに目を付けたのが、日本ヨーロッパだったんだね。

 

 

中国で巻き上がった銀の大ブームは、諸外国を暴走させました。

 

 

 

日本では、戦国時代

あらゆる鉱山から銀を採って採って採りまくる!!!!

 

 

ヨーロッパでは、大航海時代

植民地にした現地の奴隷たちを、働かせて働かせて働かせまくる!!!

 

 

 

 

 

 

世界中の中国に集まった。

 

 

 

でもその結果、

 

日本では銀は枯渇し、現在では全く採れなくなってしまいました。

 

ヨーロッパでは、現地の奴隷たちは死にまくって、

「じゃあ、新しい働き手が必要だね!

 アフリカから、肌の黒いやつらを無理やり連れてこよう!」

と、長きにわたる黒人差別のトリガーを引いてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は次の王朝、の時代に移ります。

 

 

 

17世紀、

 

銀の枯渇した日本は、

江戸幕府によって鎖国政策が推し進められます。

 

三十年戦争が繰り広げられているヨーロッパでは、

「17世紀の危機」と呼ばれる大不況が起こります。

 

 

突然、中国への銀の流入が止まってしまった。、

 

 

 

 

 

 

でも、なんとかやりくりしていた中国に、助け舟がやってきます。

 

 

 

 

 

産業革命です。

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イギリスに始まった「産業革命」は、またたくまにヨーロッパ中へ広がります。

 

何が中国にとっていいかというと、

 

 

 

産業革命が起こったことで、

「毎日規律正しく生活し、工場で働く」といった、

"時間" に縛られる生活が始まりました。

 

そんな、規律の良い生活をするためには、お酒なんて飲めません。

 

 

空前の「紅茶ブーム」が巻き起こりました。

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お酒の代わりに、紅茶の需要が高まったんだ!

朝のティータイムの起源??

 

 

 

 

なんと、当時の世界で "茶" を生産できたのは中国だけ!!!

 

ヨーロッパの人々がこぞって "茶" を買っていく。

もちろん、代金は "銀" でね。

 

 

やったぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

このあと、銀が流出してしまったヨーロッパは、

それを取り返すために、アヘンを売りつけて。、

 

と時代はつながっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界各地の歴史が、ただの点と点だった知識が、

 

でつながっていく。

 

 

 

銀によるグローバリゼーション。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなお話でした。

 

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参考:

 

世界史とつなげて学ぶ 中国全史

世界史とつなげて学ぶ 中国全史

 

 

 

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なんだよBTBって!!

 

 生徒の質問から学ぶこともよくある。

 

 

知識ではなく、教訓をね。

 

 

 

 

 

 

BTB溶液オオカナダモを入れる実験なんだけど、

 

 

最初は緑色で、光合成すると酸素が増えるじゃん?

 

 

酸性になるとBTBは黄色になるんだから、

 

 

 

酸素が増えると黄色になるんじゃないの?

 

なんで、青くなっちゃうの!?!?

 

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パッと聞いて、この子がどこでつまずいていて、どう誤解をしていて、

 

何が足りないのか、を理解しようとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

この子の大きな誤解は、大きく分けて2つ。

 

 

酸素が酸性だと思っている。

 

②BTB溶液の色を変える原因が酸素だと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し掘ってみると、

 

 

 

名前にひっぱられて、酸素が "酸性" だと思いがちだけど、実は "中性"。、

 

紛らわしい。、

 

 

 

 

じゃあ、誰が "酸性" なのかというと、

 

 

二酸化炭素の方なんだね!!

 

 

光合成=酸素」というイメージが強いのか、

オオカナダモをわざわざ光合成させるくらいなんだから、

 

酸素がBTBの色を変化させる重要なカギを握っているような勘違いをしちゃう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、この実験でカギを握っているのは、酸素ではなく、

 

二酸化炭素!!!!!!!!!!

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詳細な説明は理科の先生に任せて。、

 

 

 

 

 

 

 

ここで、「なるほど。」と思ったのは、

 

 

 

「物の本質を射抜くまでにどれだけの時間がかかるか」

ということ。

 

 

 

 

 

このBTB溶液とオオカナダモ(大きなカナダの藻ってなんだよ...)の実験では、

二酸化炭素がBTBの色を決める」ということ。

 

 

 

 

 

 

勉強が苦手な子ほど、こういうものだという丸暗記で済ませてしまい、

 

少しできる子は、仕組みを理解してどんどん応用していく。

 

 

 

 

本質を射抜けば、どんどん他のことにもあてはめて、理解を深められる。

 

 

 

 

歴史科目なんかでも、

苦手ならば苦手なほど、丸暗記に走ってしまうが、

 

「丸暗記は楽なようで、実は効率が悪い。」

 

 

 

 

勉強が苦手なら、"暗記" に脳みそのキャパを割いてはもったいない。

 

 

 

 

 

もっと怖いのは、丸暗記のクセがついてしまって、

 

大人になってからも、

効率の悪い方法で学び続けてしまう。

 

 

 

丸暗記は一番頭を使わなくてよい方法だからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、「暗記量を減らして、本質を射抜く方法」って。、

 

 

 

 

 

 

Bon Voyage。 〜ハルニレテラスVer.〜

 

今回は、長野旅行記第1弾、

 

 

!!

 

 

 

もちろん外出自粛前に行ったものです!!🏠

 

 

 

 

 

長野県軽井沢の星野エリアにあるハルニレテラスには、16のお店やレストランが並んでいます。

 

 

 

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ウッドデッキの道や、名前の由来でもある春楡(ハルニレ)などの木々に囲まれた自然豊かな場所🌲

 

 

 

 

 

そんなハルニレテラスのお気に入りのお店をいくつか紹介☁️

 

 

 

 

 

 

 

 

①ココペリ

 

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ココペリは軽井沢やその近くで作られた野菜や果物を使っているお店!!

 

 

 

 

 

お土産にぴったりな果物のジャムごはんのお供などのほか、すぐに飲めるスムージーやレモネードなども楽しめます🍹

 

 

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今回買ったのは、長野ということでりんごジュース🍎

 

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こんなにたくさんの種類が!!!

 

 

 

 

どんな味にするか、飲み比べをするか迷った結果買ったのは、、、王林🍎🍏

 

 

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あまーい!!!

こんなにあまいりんごジュースは初めてでした😳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②我蘭憧(がらんどう)

 

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我蘭憧は、おもちゃ家具小物などが

全てで作られているお店です🍂

 

 

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おもちゃや家具のオーダーも行なっているみたい🧸

 

 

 

 

 

 

お店の中にはこんな言葉も🍼

 

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かわいくて暖かいお店で癒されました🦔☁️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③和泉屋 傳兵衛(いずみや でんべい)

 

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老舗菓子店「和泉屋」のイメージを一新した新しいブランド「和泉屋 傳兵衛」

 

 

 

 

果物や野菜などを取り入れたヘルシー和菓子洋菓子が並んでいます🧁

 

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人気No. 1のくるみのだんご🐿

お土産に人気の半熟チーズケーキ🧀

だんご🍡 

そして、ころころくるみというシナモンが香る胡桃いっぱいのお菓子を買いました🧺😍

 

 

 

 

 

 

 

そしてそして、

 

ハルニレテラス限定、季節限定に負けて、

「花豆しるこ」というお豆の入ったおしるこも買っちゃいました◎笑

 

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他にはこんなにかわいいケーキも並んでいました🍰

 

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その他にもかわいい小物のお店や、

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パン屋さん🥐

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ワイン専門店🍷

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ジェラートのお店🍦などなど

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たくさんのお店やレストランがありました🍽

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ハルニレテラスは、

 

 

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梅雨の時期や、

 

 

 

 

 

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クリスマスなどのイベントではまた違った雰囲気で楽しめます🎄

 

 

 

 

 

 

 

今度はまた、違う季節に行きたいなぁ💭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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@ハルニレテラス fin.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Film Note。 ~『紺青の拳』 編~

 

「君の "拳" は、何のためにある?

強さを追い求めて、その先に何がある?

目的を持たない不完全な "拳" は危険だ。」

                                   (レオン・ロー 劇中より抜粋)

 

 

「握った "拳" の中に、まるで何かがあるかのように思わせるのがマジシャンで、

その "拳" を開く前に、中身を言い当てるのが探偵だろ?」

            (怪盗キッド 劇中より抜粋)

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『紺青の拳』(こんじょうのフィスト:宝石の名前)

をめぐる事件は複雑な様相を呈し、

 

様々なキャラクター達が翻弄されていく。

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そこには、真実の物語があり、マジシャンの物語があり、

そして武闘の物語をはらんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

ブログ冒頭で、映画の中で印象に残ったセリフを挙げてみたんだけど、

 

やっぱり、"拳" をテーマに物語が進んでいく。

 

 

 

 

 

劇中では、"拳" は、その人その人が持つ「武器」を描写している。

 

 

ズバ抜けた知性、洗練された奇術、そして鍛え抜かれた武術

 

 

 

 

 

 

それぞれが何年もの努力を積み重ね、磨き上げたその「武器」が炸裂する。

 

 

1つのこと極めることには、

膨大な時間やお金、そしてなにより努力を要する。

 

 

それは「才能」という言葉で片づけてしまいたくなるような、

血の滲むような努力

 

 

 

 

その極まった「武器」は、

その人の価値でもありそれを活かして、

仕事になったり、人を喜ばせたり、勇気を与えることができる。

 

 

 

でも、

その「武器」は使い方に注意しなくてはならない。

 

文字通り、人を傷つけうる「武器」にもなる。

 

 

 

 

 

 

 

使い方を一歩間違えれば、

知性が他人を騙すために使われたり、

その拳を誰かに傷を与えるために使われてしまったりする。

 

 

 

 

 

 

それを印象づける話がある。

 

古代ギリシャ医者は、その職業を名乗るために、

必ずやらなければならないことがある。

 

 

それは、

アスクレピオスという神様に誓いを立てなきゃいけなかった。

 

 

ヒポクラテスの誓い」だ。

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これは、これから看る患者さんや医学的技術の一切を秘密にする、という誓い。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ神に誓うかって?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医者は患者を治すために薬草の研究をする。

 

 

 

 

 

でも、それは同時に、毒草の研究をすることに等しい。

 

 

 

 

 

 

その「武器」の使い方をひとつ間違えれば、

医者はいつでも暗殺者になれるんだ。

 

 

 

だから、誓いが必要だった。そして、その秘密を誰にも話さないという誓いも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目的を持たない不完全な "拳" は危険だ。」

 

 

やっぱり、

その人の「武器」は、正しい目的があって初めてその威力を発揮する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたはその得意なこと、勉強していることは、何のため??

 

 

 

あやふやなまま進んでいけば、きっと誰かを危険にさらしてしまう。

 

 

心の間隙に悪魔の一声が吹き込まれれば、

それは誰かを傷つける何かに変貌してしまうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、その目的がはっきりしたとき、

あなたのその "拳" は誰よりも強く、高く、

 

 

 

 

 

そしてたくさんの人々を幸せにすることができるんだね。

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参考:

 

 映画『名探偵コナン 紺青の拳』

 

 

 

 

 

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